Q.よくある質問一覧

A.解答一覧


Q1.学術博士と工学博士はどう違う?

工学が特定の工学分野に特化するのに対して、学術は工学、工学以外を含めて複数の専門領域を研究対象領域として扱う、学際的な能力を養成することを目指しています。

 


Q2.働きながら学べる講義方式とは?

平日の昼間や、夜間を使わず、土日の昼間のみの講義のため、仕事をしていても計画が立てやすく、そのまま学ぶことができます。ご家庭をお持ちの方でも通いやすくなっています。

 


Q3.ゼミ形式って何?

いわゆるゼミナールです。教員からの学生指導は、論文指導など、個々の内容にあわせた個人指導と、発表や進捗状況、他の方の意見も参考にするゼミ形式の二つに大きく分けられます。ゼミ形式では、個人一人の意見だけではなく異分野で活躍する他の学生の意見も聞くことが出来、大きな刺激となっています。

 


Q4.特別講師の授業はどうやったら受講できる?

特別講師の授業は、通常授業の中に組み込まれていますので、わざわざ別の日や別の時間に受講する必要はありません。履修をすれば受講できます。また、履修をしていない講義についても、興味のある特別講師の日のみ「聴講」という形で授業をうけることができます。(どの講義で、どのような特別講師が授業を行うかについての情報は講義の数週間前に学生にのみ、連絡いたします。)なお、授業は受け放題です。

 


Q5.集合セミナーって何?

年2回行われる、学生全員が集まり、各自の研究の発表を行う場です。在学期間に応じ、テーマや、進捗状況などの発表を行い、それに対しての意見を学生が出し合います。学生それぞれの専門が異なるため、異業種の意見が聞ける貴重な場となっております。

 


Q6.東京や大阪でも授業が受けられる?

はい。東京、大阪に教室がありますので、出張などの際もお近くの教室から受講可能です。

 


Q7.博士後期課程の「後期」はどんな意味?

博士課程は、前期2年の課程及び後期3年の課程に区分し、前期2年の課程は「修士課程(博士前期課程)」といい、後期3年の課程は「博士後期課程」といいます。なお、修士課程(博士前期課程)の標準修業年限は2年、博士後期課程の標準修業年限は3年です。

 


Q8. 修士課程の選抜方法に一般選抜と社会人特別選抜がありますが、その違いを教えてください。

修士課程(博士前期課程)の「社会人特別選抜」への出願は、「有職者であるか、または大学を卒業後2年以上経過していること」が付帯条件となります。起業家コースは社会人大学院ですが、通常は一般選抜で出願されます。なお、提出書類も重要な合否判定になりますので、正式書類としては不要ですが、「経歴書」も提出されることをお勧めします。

 


Q9. 起業家コースの募集人員は何名ぐらいでしょうか?

基礎工学専攻修士課程(博士前期課程)は全体で150名の入学定員です。起業家コースの定員は特に設定していません。2016年10月での在籍学生数は25名です。

 


Q10. 学部を卒業されていない方が修士課程を受験する場合、もしくは修士課程(博士前期課程)を修了されていない方が博士後期課程を受験する場合に必要とある「事前審査」とはどういったものですか?

出願資格を認定するための審査です。希望者は本学入試本部へ連絡の上、必要書類取り揃え、期日までに提出する必要があります。事前審査に必要な書類は次のとおりです。

「修士課程(博士前期課程)の事前審査必要書類」
事前審査申請書(出願資格8、9に該当するもの)、成績証明書(8に該当する者は在籍する大学院の学長もしくは研究科長及び出身大学の学長もしくは学部長が作成し厳封したもの。9に該当する者は最終出身校が作成し厳封したもの)、学習歴等申告書(出願資格8に該当するもの)、学習歴・実務経験等申告書(出願資格9に該当する者)

「博士後期課程の事前審査必要書類」
事前審査申請書(出願資格6に該当するもの)、成績証明書(出願資格6に該当するもの) 学習歴・実務経験等申告書(出願資格6に該当する者)

 


Q11. 修士課程(博士前期課程)の提出書類に「研究内容又は研究計画の概要(英文・日本文ともそれぞれA4 1枚程度)」とありますが、学生時代の研究内容を提出しないといけないのでしょうか?また、英文・日本文を各1枚ずつ提出しないといけないのでしょうか?

大学を卒業して何年も経過している方は、「研究内容」よりもむしろ「研究計画の概要」を提出することをお勧めします。研究内容又は研究計画の概要は、日本語および英語で、それぞれA4 1枚程度で提出してください。

 


Q12. 修士課程(博士前期課程)の入学試験はどのような点を重視するのでしょう?

実社会での職務経験及び研究内容や意欲が最も重要な審査のポイントになっています。また、自己推薦書での自己PRも重視します。

 


Q13. 修士課程(博士前期課程)において、万が一修了できない場合はどうなりますか?

まず、修士課程を修了するためには、特別研究8単位を含んで30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び最終試験に合格することが必要です。特別研究=卒業論文8単位を除き、習得する必要のある単位は、22単位で科目数にすると11科目分です。

まず、入学時に、修了時期の目標を立て、履修計画を立てます。万が一、11科目分の単位がとれなかった場合は在学期間を半年(1学期分)延長し、その間に不足分の単位を取得して頂きます。
授業料は、半年(1学期)分の学費を納めていただくことになります。(単位は、持ち越し可能です。消えることはありませんので、不足している分の単位のみ取得すれば大丈夫です。)
1科目だけ落とした場合も、延長する在学期間は同じです。また、論文審査を受けるには、11科目分の単位を取得していることが必要となりますが目標を立てた時期までに取得ができないと感じた時点で、主担当教員にご相談ください。他の理由(論文が仕上がらない等)による場合も、個々のケースに合わせて、主担当教員がアドバイスいたします。なお、過去に論文審査の後「単位不足で修了が出来なかった」という学生はおりません。