講義科目の概要

 

基礎科目

研究方法論
起業マネジメントコースにおいて研究を行い、修士論文あるいは博士論文を完成させる上で必要な、研究に関わる基礎的な知識やその構成、多様な研究方法を紹介します。また、各教員の研究概要を紹介するとともに、多様な研究方法論とそのプロセスを体系的に紹介します。
技術経営論
独自の技術を市場に適合させ優位性を確保する経営戦略や、さらには業界標準化などによってより大きな市場リーダーとなる戦略などを、具体的な企業とそのコア技術を事例に取り上げて解説します。
経営戦略論
マイケル・ポーターの競争戦略をはじめとする現代の企業経営に関する様々な戦略理論について、その成り立ちを紹介します。また、実際の経営者からも話を聞き、様々な理論が現実の局面にどのように適用可能なのかをグループワークで検討します。
財務会計
会計、財務および経営戦略という3つの視点から企業の価値を評価する方法を紹介します。その学習を踏まえて、具体的な企業の財務報告書をもとに詳細な分析を行い、その企業の価値評価を試みます。
マーケティング戦略
現代のビジネスでは、客が望む「価値」を提供するとの考え方が中核となり、その価値をいかに高め、他との差別化を図るかといったマーケティング戦略が不可欠の要素です。こうしたマーケティングの実際を、具体的な事例をまじえて紹介し、基本的な理論を習得します。
組織論
組織での管理の基本的知見や理論を網羅的体系的に紹介し、組織での問題に対する複眼的かつ体系的アプローチを可能にします。また、意思決定や構造の観点から組織を捉えその理解を深めるとともに、その為の財務諸表分析などの伝統的手法から最新の戦略を学びます。

 

応用科目

社会調査法
社会の仕組みを考える上では、単なる因果関係の特定だけではなく、その背後にある人々の心理的な意味の理解が不可欠となります。こうした質的なものをとらえる調査方法を紹介します。また、地図や統計にもとづき地域をとらえる調査方法を紹介します。
起業工学概論
「技術×経営=事業創造」という図式を起業工学として提唱したのは本学が最初です。その発端から発展を紹介するとともに、技術シーズに経済的価値を付加し、新事業を創造する方法論、企業活動を通じて顧客に働きかけ、製品やサービスを提供するビジネスモデルを議論します。
消費者行動論
消費者の行動を主に心理学的な観点から分析し、最終的にはマーケティングの一環としてその行動を予測し、制御するという考え方は、マーケティング理論の進化ともあいまって消費者行動論として進化してきました。その最前線を実務家によるケース紹介もまじえて解説します。
人的資源管理
雇用、人事、福利厚生などの労務管理を網羅的体系的に解説します。それに加えて、人材育成や能力開発、そのための動機づけや教育制度といった、人を資源ととらえる組織経営のあり方について紹介します。
組織経営論
すべての経営システムは、マネジメントサイクルを回すという点においては共通しています。その要素である合意形成や事業評価、費用便益分析とロジックモデルについて詳しく解説し、企業はもとより行政組織においてもこうした組織経営の考え方が不可欠であることを示します。
経営者論

(企業家史)

日本の経済大国化を牽引してきたいくつかの企業を取り上げ、その中でとくに経営者が果たしてきた役割について、資料・文献などに基づく歴史的な観点から解説します。その中で、あるべき経営者の姿を描写します。
プロジェクトマネジメント
組織の活動は多くのプロジェクトから成り立っています。これらの構想、組織化、実行、制御、評価の一連のプロセスを解説し、その中での動機づけ、意思疎通、協働といった人的な要素の重要性を示すとともに、失敗から学んで成長するマネジメントの方法を示します。
地域産業振興論
地域における産業振興は、地域の特性や経済社会の構造を深く理解しないと成り立ちません。本学の実践事例をもとに、それらの背景にある思想、哲学までに踏み込み、成功の要因やあるいは限界などを詳細に分析し、理論と実践が一体となった産業振興を実践的に理解します。
企業経営の理論と実践
企業の運営、戦略、組織の基礎理論を学び、それを各自の実企業に適用することで、企業や業界に対する分析力を習得し、企業の経営状態や重要施策、業界内での位置づけ等を把握し、企業行動への理解を深めることで、企業経営に求められる実践力を養成します。
実践プロジェクト演習
各教員の専門分野(学術分野)を学生が選択し、当該分野を基礎としてプロジェクト形式で学生が選定したテーマ、対象について教員とともに研究等の演習を行います。プロジェクトにおいては、学術分野における理論を具体的に応用する方法論などを個別指導により検討します。このことを通じて、専門分野の基礎から応用までを一貫して体得できるようにします。  三日間(通常授業の15回に相当)の指導を原則としますが、マンツーマン形式であるので、教員と学生とのコミュニケーションにより変更しても良いこととします。  成績評価としては、教員が認めるプロジェクトの目標達成、学術分野の理解を審査します。

 

研究発表・審査会

授業では多様な背景を持つ社会人学生 相互の意見交換が重視されます。さらに、 年数回の研究発表・審査会においては、 それぞれの研究企画および研究成果を めぐって、教員はもとより学生相互も交え て激論が戦わされます。

 

スタディ・ツアー

学修の一環として、任意参加の視察合宿 も予定されています。写真(下) は、その対 象の一つ、宿毛市において高知工科大発 のベンチャー企業、(株) グリーンエネル ギー研究所が操業するバイオマス火力 発電所& ペレット製造プラント。

バイオマス火力発電所

「バイオマス発電所紹介VTR」